Y10のインテリアは、クオリティを高めるために設計段階から 明確なコンセプトのもとに開発されたものです。 ”行動的なエグゼクティブがリラックスできる空間”を 目標に、材質、デザイン、広さ、使いやすさが徹底的に研究されたのです。 内装材は、イタリアのファッション界をリードする洋服やバッグのデザイナー 世界で最もぜいたくなものとして知られるイタリア家具の職人等を交えて吟味され、合成皮革アルカンタラが採用されました。 セーム皮や上質なバックスキンと同等の肌ざわりと、高い防水性を持つ アルカンタラは、オートクチュール等の超豪華な洋服にしか使われなかったもので、コスト的に自動車内装材としては全く考えられないものでした。 それをY10は、世界で最初に採用したのです。 |
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シートの素材には、イタリアンファブリックが採用されています。 化学繊維と天然繊維を合わせて、シックな風合いに織り上げられた ファブリックは、ホールド性の高さとともに、通風性の高さが要求される シート材に最適なものです。 乾燥性も高く、雨の日が続いてもジメジメしない快適なシートです。 シート形状は、ホールド性を重視したセミバケットタイプです。 2ドア車のネックとなりがちなリアシートへの乗り降りも、 十分な配慮がなされています。バックレスト側のループハンドルにより、 シート全体が前後方向と同時に上下方向に移動するのです。 女性にも気軽にリアシートを勧められます。 |
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●Y10 ツーリング ●Y10 ファイヤ 全グレード中Y10ツーリングのみ、シートも総アルカンタラ張りになっています。 |
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シートベルトマウントと共にスライドするフロントシートは、 どんな長身の方にも最高のドライビングポジションが得られます。 ヨーロッパの民族のなかでも比較的日本人と体格の似ているイタリア人 だからできた嬉しい配慮です。 |
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A・シートを前後させる為のレバー、シートは単純な前後動作ではなく、 ペダルポジションなどに都合が良いように山形に動きます。 B・バックレストを倒したりするためのレバー、 C・リアシートへアクセスする為のレバー、Cを持ち上げながらシートを前方へ 動かすとシートの座面ごと持ち上がりリアシートへの出入りが容易になります。 |
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